■夢の種類(見分け方)
夢の種類には大別すると、
1.心的夢…心理的な要因で見る夢で、夢の多くがこの心的夢であるといえるでしょう。広く出生時から始まるありとあらゆる記憶や、それらと密接につながった感情、様々な欲望や衝動、抑圧されたもの、コンプレックスなど、心的な事柄から生み出される数々の夢がこれに当てはまります。よくある願望夢も含まれます。
また、最近観た映画やテレビ、読んだ本などに影響されて見る夢なども心的夢にはいります。
2.刺激夢…物理的・生理的な刺激によって見る夢です。よくあるのがお腹がすいている時に食事の夢を見たり、尿意をおぼえた時にトイレに行く夢を見ることなどです。
また、テレビなどがついていたりすると、その音が耳に入り、連想されたシーンが夢に出てきたり、高熱がある時に頭の上にたくさんの蟻がはっている夢を見たり、というようなケースがあります。
これらは、原因がハッキリしていると、たわいないものが殆どですが、中には本人にも気付いていない体の不調からくるものもあるため、見過ごせない場合もあります。
3.予知夢…予知夢にも2種類あり、ダイレクトに未来のシーンがあらわれるものと、象徴を用いて何かを伝えている場合とがあります。
☆予知夢とその他の夢との見分け方
絶対的な区別というのはありませんが、予知夢の場合は、非常に強烈な印象をともなうことが少なくありません。夢が非常にリアルで鮮明なことが多いのも特徴です。また、夢の筋がそう複雑ではなく、かなりストレートな内容であることも特徴の一つです。