垣根・柵・塀
【垣根】
自分の意識にある垣根を表わします。夢の中の垣根が高ければ、差別感や防衛意識が強いことの表れかもしれません。それを越えなくてはいけない、壊さなくてはいけない、という自分の思いから見たり、あるいはメッセージドリームでそういっている場合も。反対に、低すぎる垣根は無防備さを表わしています。自分でそれを自覚して見ていたり、または、もっと自分をガードしなさい、というメッセージドリームの可能性があります。
【柵(さく)】
柵、囲い、壁などは、社会的禁止、良心的抑制といった自分自身を一定の制約のなかに縛りつけておくものの象徴だと考えられます。自分の心の深層にある本当の気持が表に出るのを、押し込めておこうとする自制心の表れなのです。しかし、柵や囲いが夢に出てきたということは、すでにその自制心が障害になっていることに、深層のあなたの心が気付いているということです。そこから出たいという思いと、その中に押し込めておこうとする相反する気持がぶつかっている心理状態にあるといえます。
【塀(へい)】
塀の夢を見るのは、何らかの心理的な障害を
抱えていることが考えられます。塀を乗り越えようとしたり、抜け道を探す夢は、わだかまりを解いて、何とかふんぎりをつけたいという気持ちを表わしています。