あいさつ
夢の中で、自分より立場の上の人から挨拶されたり、あるいは、現実には口をきく機会もないような有名人が握手を求めてきた、などというように夢では、自分から挨拶するより、挨拶されることの方が多いようです。これは、他人から尊敬されるようになりたい、という願望や権力欲の表れと考えられます。
自分が挨拶している夢は、仕事や人間関係に不安を抱え、自分から挨拶することが大切だ、との思いから見ていると考えられます。相手と握手している夢で、とりわけ相手の手の感触を感じない、という夢なども同様の意味でしょう。
握手した相手の手が冷たくてビックリした、などという夢は、世間から冷たくされたり、白い目で見られることへの恐れを表わしています。
自分が挨拶しているのに、相手が無視したり、まったく目を合わせようとしなかった、という場合は、自分の能力に自信が持てないため、人との付き合いもうまくいかないのでは、という不安を表わしています。