●イチゴ(苺)
●主な成分:ビタミンC、クエン酸
●効能:シミ・ソバカス、美肌、風邪、便秘、動脈硬化症、リューマチ、歯槽膿漏、ストレス
○イチゴはビタミンCの宝庫といわれるほど、ビタミンCを多く含む(含有量はミカンの2倍)ため、個人差はあるものの、1日に必要なビタミンCはイチゴ5、6個で摂取できる。ビタミンCには、肌にメラニン色素が沈着するのを防ぐ作用があり、シミ・ソバカスのない美肌作りに効果を発揮する。〈A〉
○さらに、ビタミンCは風邪など病気全般に対する抵抗力を形成する効果がある。また、ケガや手術後の傷口をふさぐための結合組織の再生にもビタミンCが大量に必要になってくる。〈A〉
○食物繊維も豊富(含有量はバナナに匹敵)なため、便秘に効果があり、コレステロール値も下げてくれる。〈A〉
○リューマチに効くといわれるメチルサルチル酸も含まれている。〈A〉
このほか、ビタミンCには歯ぐきを丈夫にし、出血を防ぐ作用があるため、歯槽膿漏の人はイチゴを常食すると、症状が回復します。また、タバコを1本吸うと、約20ミリグラムのビタミンCが破壊されるため、喫煙する人は積極的に摂取するといいでしょう。ストレスの多い人も同様です。
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