●ニラ
●主な成分:硫化アリル、ビタミンA・B・C、カルシウム
●効能:下痢、食欲増進、肌荒れ、夜盲症、冷え性、神経痛、しもやけ、夜尿症、夏バテ、精力増強、倦怠感
○硫化アリルには優れた殺菌防腐作用があり、腸内の有害細菌の繁殖を防止する力がある。さらに、食物繊維が腸の機能を高めるため、古くから
下痢止めの民間薬として用いられてきた。〈A〉
○また、硫化アリルは胃液の分泌を促進し、食欲増進効果がある。〈A〉
○ニラに豊富に含まれるビタミンA(含有量はウナギに匹敵)が、肌荒れや夜盲症に有効である。〈A〉
このほか、ニラを常食すると、元気が出て、体が温まり、冷え性、神経痛、しもやけ、夜尿症などの冷えからくるさまざまな障害や、夏バテに効果があるほか、ウナギ同様、精力増強にも有効です。〈A〉
また、ニラ、ネギ、ニンニクなどのユリ科の野菜は、ビタミンB1の吸収率が極めて高いので、インスタント食品、清涼飲料水、スナック菓子などを多く飲食することによるビタミンB1不足から、足や体がだるい、眠い、気力が続かない、足がむくむなどの症状がある人は、続けて食事に取り入れるといいでしょう。〈A〉