●レバー
●主な成分:鉄分、葉酸、鉄分、ビタミンA・B12・C、タンパク質
●効能:造血作用、貧血、低血圧症、ボケ防止、美肌、肝臓病
○鉄、葉酸、ビタミンB12・Cなど造血作用が高い成分が多く含まれている。レバーの鉄分は効率よく吸収されるので、貧血予防、
低血圧症に高い効果を発揮。血液の量が増えると、脳にたくさんの血液が流れるため、結果としてボケ防止にもつながる。
○にんじんの10倍ものビタミンAのほか、ビタミンB群・Cも多く含まれるため、皮膚を健やかに保つなど美肌に絶大な効果がある。(※ただし、ビタミンAは、過剰に摂取すると排せつされず、肝臓を疲れさせ、脱毛、発疹などの過剰症が出ることになるので、とり過ぎに注意しましょう。)
○タンパク質が肝細胞を再生させ、ビタミンとミネラルが肝臓の機能を促進することから、肝臓病の食事療法にもレバーがよく取り入れられている。
肝臓が健康に機能するということは、体内の老廃物を速やかに排せつするということなので、ガンや成人病予防にもつながる。
レバーは薄く切って、手早く流水で血液や胆汁を流します。長時間水につけておくと、水溶性のビタミン群が失われ、水っぽくなってしまいます。(レモンやコショウ、ニンニクと調理するのもよい方法です。)