●大豆
●主な成分:タンパク質、ビタミンB群・E、リノール酸、レシチン、サポニン、カルシウム、鉄分、カリウム、トリプシン、インヒピター
●効能:動脈硬化症、高血圧症、脳卒中、胆石症、老化防止、疲労回復、夏バテ、脚気、美肌、貧血、ガン、糖尿病
[大豆の主な加工食品:豆腐、味噌、醤油、納豆、きな粉、豆乳、おから、油揚げ、厚揚げ、ゆば等]
○タンパク質、必須アミノ酸(8種)、リノール酸、ビタミンEが血管をしなやかにして丈夫にする、血管を拡張して血圧を下げる、血管の傷を治す、血管の大掃除をするなどの効果があり、動脈硬化症や高血圧症、脳卒中、胆石症などの成人病を予防。
○レシチンが細胞の活性化を促し、老化を防ぐ。脳細胞も活発化するのでボケ防止にも有効。
○ビタミンB1とEが新陳代謝を活発にし、疲労回復、夏バテ防止、美肌に効果を発揮。脚気予防にも有効。
○サポニンには体内の血管や各器官を洗ってくれる働きがあり、コレステロールを分解し、血液の循環をよくする。
○カルシウムが歯や骨を丈夫にする。
○鉄分が貧血を予防。
このほか、トリプシンやインヒピターという成分が、微量でガンや糖尿病を予防すると言われています。〈A〉
※ただし、アレルギー体質の人やアトピー性皮膚炎の人で、大豆が抗原になっている場合もあるので注意が必要です。〈A〉