【玄米】慢性便秘を放っておくと、大腸癌を引き起こす一因になると言われています。玄米の食物繊維は、白米の3倍と言われ、腸に達すると水分を吸収して便の量を増やし、腸のぜん動運動を促し、便秘を改善します。また、腸の有害物質を体外に排出するので、大腸ガンや成人病の予防にもなります。
【ゴボウ】ゴボウにたっぷり含まれる食物繊維は、便秘を改善し、有害物質を排出するため、大腸ガンの予防に有効です。また、食物繊維の一種であるリグニンには抗菌作用があり、大腸ガンだけでなくガン細胞全般の発生を抑えることが分かっています。〈A〉
【さつまいも】じゃがいもの2倍もの豊富な食物繊維(セルロース)が腸を刺激し、さらに皮の近くにあるヤラピンという緩下成分には排せつを促し、腸内を掃除する働きがあるため、便秘を予防・改善し、有害物質を体外に排出するので大腸ガンの予防にも有効です。(皮に食物繊維が多く含まれているので、皮ごと食べるようにしましょう。)
【エビ】エビの尾に含まれる成分、キチンが大腸ガンの予防に有効だといわれています。〈A〉
【玄米他】玄米には、放射能物質や有毒物質を排出するフィチン酸が含まれているため、発ガン物質を解毒して体外に排出させるのではないか、という研究が行なわれています。万一ガンになっても恐れずに、玄米めしに切りかえ、副食物にはカルシウムの多いなまこ、カキ(牡蠣)、ゴマ、とうもろこし、有色野菜などに、ヨードの多い海草類、大豆食品(特に、納豆、みそ、麩など)を摂取していれば、血行が良くなり、血液が清浄になって、ガンが自然に治ることも少なくありません。そのためには、正しい食養生が必要です。〈B〉
★この他、大腸ガンに有効な食品:イワシ